グッド・イヴニング
nm6

ピンク色のセーターにオレンジの日も暮れて
水色の縄が撒き散らした砂はその左側の
舗装された道のコンクリートの隙間から芽を出しました

照りかえす影に回るガタついた滑らかさは
テレビ電話のようにパラパラ漫画のように
オンラインではデジタルベースの扇風機だと認識されます

スタラカタタタ
スタラカラタタタタ

跳ぶ高さはキリンの首まで達した芽を越えて
割るものにも困らないほど 例えばガラスの犬小屋など
飛び散る哀愁の 困った犬の遠吠えです


これは、以下のプロセスを受けて連詩として書かれたものです。
まだまだ続きます(多分)。次回もお楽しみに。
■山内緋呂子さん『公園』
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=1981
■『公園』に対するnm6コメント
http://po-m.com/forum/pointview.php?did=1981
■山内緋呂子さん『nm6さんと連詩』
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=2123



自由詩 グッド・イヴニング Copyright nm6 2003-10-10 01:22:29
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