私の夏の夢
番田 


暑い日の中で
シーツは 眠りにつこうとすると
部屋から ひどく遠いように
とても思える

煙草の煙を見つめながら
色々なことを 考える
自転車を こいで
ギターを弾いている

私は流れるものを見ていた
見ていないのは 風のこと
色を 城壁にもたれながら
感じていた

昔の自分を思い出す

ここは道の
どこだろうと 上に
黄色い日差しを 感じている
海岸沿いの壁を歩きながら



自由詩 私の夏の夢 Copyright 番田  2010-07-21 01:18:13
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