伸びた前髪の向こうから見つめて欲しい
幼虫バニラ

散らかったペットボトルを潰す行為
吐き散らかす罵声は

好き

の羅列


嗚呼サミシイヤ
カナシイヤ


大好きだとは言えないまでの感情を天秤に
何を片側に乗せるんだい


若い私には解らない
若過ぎる貴方はきっと解っているのでしょう


聞かせてよ
言わせてよ

しがらみを全て取り除く恐怖が夜を襲って痛いんだよ


さぁ熱帯夜の疼きを


自由詩 伸びた前髪の向こうから見つめて欲しい Copyright 幼虫バニラ 2010-07-19 16:48:59
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