心の響き
生田 稔

 心の響き

落ち込みてゆく心に
とっぜん、ピアノの連弾
絵と壺とかけ時計を
見まわして

わが心何処に置くべき
表通りは人の影さえなし

雀が少なくなった
寂しい

二人で映った写真に心をしっかりと据えた


自由詩 心の響き Copyright 生田 稔 2010-07-15 09:52:27
notebook Home 戻る