片想い
花形新次

あのオッサンのことなど
永遠に忘れたいよ
だって思い出すたび
お尻がヒリヒリ痛むから

気がついた時には
すでに入れられていた
何か滑りやすいもの
つけてくれたなら
あんなに辛くはなかったのに

ああ
せめて一度だけでも
俺のほうから
入れることができたなら
オッサンにも
同じ苦しみを味合わせて
やれたのに

ああ
悔しいけれど
俺の人生は
オッサンに出会った
19のときのままさ

あのオッサンの微笑み
そういえばダンディだったな
オッサンとの記憶を
このまま背負って生きて行くなんて
正直荷が重い
いいや肩重い

そんなこと関係なく
四十過ぎたら
なんだか
肩重い

単なる
四十肩


(元ネタはこちら http://www.youtube.com/watch?v=6kYJsy2GA0o&feature=related












自由詩 片想い Copyright 花形新次 2010-07-08 18:40:52
notebook Home 戻る
この文書は以下の文書グループに登録されています。
パロディ詩