セブンス・コード
umineko

僕は
夕焼けになった
君を照らそう
君の頬を

遠くで
生きる君のこと
僕は
君を照らすことで

君の虹の
ほんの少しの
スペクト
そこにまぎれていこう

君の奏でる
ことば 
生きる
意味や
 
あるいは 
遠い
価値
のような

傷つける
前を向く
夜が来る
再び

君におやすみを
最初に告げるもの

僕は
夕焼けになった

君に夜を
深い眠りを

 
 
 


自由詩 セブンス・コード Copyright umineko 2010-07-06 01:58:44
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