10時に食べ終わる
合耕
フルスピードの余韻で橋の上 いつまでも固まっていたかった
変なポーズで
髪の毛の特に尖ってるところを選んで磨いていく
ゴーグルをいくつもくれる羽根に泣かされても
いつの間にか体がツルツルして
光って見られ始めてるのには気づかないふりだったから
思い出して 触った気になるのも気持ち悪くて
でもどんなに短い腕でも 届くところにみんないる
忘れそうなえぐれ方だけ白い服に覚えさせて
後で「それっ」って言って見せてもらうと思う
このことだけを誓ってる僕が浮かんで
波を切るくらい明日の朝が細いなら
青すぎるくらい見下ろしてくれている斜めの線だろう
届かないから忘れない
朝の食卓から視線が向かう
奇跡だ