ジューンジィ
モリマサ公




駅のホームで手を洗う洗う顔も
しがみつくという感覚は燃した
俺は幸福すぎる一人のパパだよ

コンビニの弁当はもういやなの
小さな庭が欲しい朝顔ジョウロ
つるの巻き付く行き先的螺旋で

泡だらけの体を他人に押し付けてほら
言ってもらいたそうな事をくちばしる
きもちわるくてもきもちいいと明日も
ながいながい復習のようなひび割れに


ヘルス嬢を買い説明的に交わり再び悪びれなく君はまた
世界の真相をあばく
全部を天使な頭でね
無垢にのような乳首
ナンセンスなあっち
あっち、という答え

芝刈り機のエンジン音が荒々しく響き
青にがい空気が充満している草いきれ
泥の靴をアスファルトになすりつける










 


自由詩 ジューンジィ Copyright モリマサ公 2010-06-06 23:50:01
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