見えない宇宙の法則
森の猫

キミとの出会いは
まるで予測できなかった

でも
あたしは
宇宙の法則を知っている
七文字の・・・

その法則が
あたしとキミを
引き合わせたとしか
思えない

あたしが
孤独のさなかにあり
がんの疑惑をもった頃

キミは
それに呼応するかのように
あたしに
明確な掲示と支えを
与えてくれた

真綿で首を絞められるような
結果を待つ日々の中

キミの
ひとことだけを
抱きしめて 日々を過ごした

毎日 チーズを食べた
キミが言ったから

不安の中のたのしさ
キミのことばだから・・・

あたしは
傷ついてなんか
いない

キミに会った その日
あたしは 人生観が
変わった

それは 
あたらしい 自分をみるようだった
新鮮だった 毎日が

恋は 想いは時間じゃない

宇宙の視点からみれば
一瞬も永遠だ

だから
あたしは
しあわせだった
キミに出会えて

過去形なんて
使いたくない

”安心したよ”
消さないからメール

ごめんね
今晩 ウソをつきました
たくさん飲んで 酔ってたから
キミの気をひきたくて・・・

いつだって
キミの席は
あたしの中にある

いつだって


自由詩 見えない宇宙の法則 Copyright 森の猫 2010-06-06 02:49:57
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