木漏れ日カメラ
ことこ

後悔を/森の奥へと歴史学のような眼差しで引いていく人

スコップを置き去りにした砂場から カイワレの芽が伸びてきました。

透ける陽のメトロノームを記録して/耳鳴りの止まぬ夜を綴じ込む//

ライオンと木陰で眠る夢をみる(その日その日の足跡を消し)。

駅中の呼び止める声こだまして ほほえむ人はシャッターを切る


短歌 木漏れ日カメラ Copyright ことこ 2010-05-27 23:44:32
notebook Home 戻る