患者
夏川ゆう
看護師の知識と笑顔に救われる患者の闇に光を当てる
紙コップ片耳にあて糸電話壁にあてれば寒気する声
手作りの弁当箱に入れられた手作り色の好物並ぶ
あとがきの文字が見えればもう終る小さな旅は現実に散る
午前二時現実に夢プラスして片隅にある愛の溜まり場
暗闇を暗闇にしない微笑みは今の地球に不可欠なもの
スーパーの値下げ合戦加熱中デフレ模様の世界が揺れぐ
ポジティブな想いが闇をぶち壊す光のシャワーが世界を変わる
短歌
患者
Copyright
夏川ゆう
2010-05-27 18:13:02