おもしろい芝居にいくら払うか
A-29

米軍再編成計画の一環に「2014年までに、第3海兵機動展開部隊の要員8000名とその家族をグワム島に移動する」というプログラムがあるという。日本の外務省はこの「8000名」とは「司令部中心」の人員であって、それらの移動後にも普天間には1万人の海兵隊が残留すると説明しているらしい。

しかし、ジャーナリストの田中宇によると、この外務省の説明はインチキで、実際には在沖縄海兵隊は全面的にグアムへ移動する計画であるというのだ。

「出てってやるからいくらかもらおうか。」
「分かっておりますとも、旦那。ちょいと芝居を打ちゃ、銭も出しやすうござんすからねえ。へへ。旦那にも一芝居打ってもらいますよ。よござんすね。」
「まかしときねえ。」

普天間の「迷走」がよくできた芝居だとして、木戸銭がいくらになるのか。オバマのブレイン、ブレジンスキーのいう「世界的な政治覚醒」(The global political awakening)入門のための授業料として、妥当な金額であればありがたいが。

芝居でもなんでもなくただの迷走だとしたら?

笑って面白がっとけってか。ポロッポー


散文(批評随筆小説等) おもしろい芝居にいくら払うか Copyright A-29 2010-04-28 01:08:27
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