てらだとりひこ
は やしや も り
空のチリ空気のツブの小ささが宇宙へ続く蒼をつくるの
ハナゲって単位聞いててふざけてて自分が笑えないのが痛み
真空の中をうつろで飽和させ詰まった想い送った空へ
カンカラカンから缶から缶カンカラカン缶からラカン缶けり
星はみな互いに惹かれ霧散していくのと君が月に呟く
枕触れほほの乾いた線をなで朝から浸る夢の名残を
左手で右手の先をちぎり取るそんなタンカがよみたい夜だ
眠剤のように寝る前詠む歌をくくってツヅって窓からさげた
短歌
てらだとりひこ
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は やしや も り
2010-04-07 19:18:25