寒い夜 窓際のベッド
YuLia
雨の日の朝 台所で
僕は君の“おはよう”を待つ
きっとまだ起きないだろうけれど
一人の昼 一人の部屋で
僕は君を想いながら本を読む
儚い恋の終わりと重ならないように祈りながら
寒い夜 窓際のベッドで
僕は君の髪を撫でる
隙間風を背中に受け止めながら
自由詩
寒い夜 窓際のベッド
Copyright
YuLia
2010-03-28 02:12:42