ふたり
番田
思うべきでも来ないでもないのかな
母のことを思い浮かべ居直ることすらなく
放っていく日の岸を漕いでさえ
誰のつてもないものだと悲しさにされ
けれどボートの杭に言い直そうかという気がした
青白い水面に立たされ角に立つ
明るい二人は向かう島の子供だろうか
明るい思いを平気と言う歌にジらされて
違う体操服を同時に今日
脱ぐ生徒でも何かしら会えなくなる
素敵な季節にいようと花がないので続けていくことすら
小さな学校のどこにいったかはわからないお宝
自由詩
ふたり
Copyright
番田
2010-03-15 03:59:34
縦