音を造る
嘘而

素足で白色の世界を踏んだ
なにもかもが透き通る
風も
水も
泡も
戦も
わたしも
ほら

ただの黒髪になんの期待もしない
いつかあの暗闇とともに
なにも見えなくなるのかな
宇宙の
銀河
太陽

冥王星
地球
遠いね

誰かの声で目を覚ます
ここは世界
偉大な空気がわたしを愛してくれて
膨大な動物たちの夢はいずれ星となる
壮大な大地はいつも微笑んでくれるから
人は
歌うことができる
ほら


きこえる?





自由詩 音を造る Copyright 嘘而 2010-03-12 20:10:29
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