うた缶
窓枠

声を拾い集めてみます

盲目の私には広々としすぎる
歩くことさえ困難なこの街で

途方もない結果を残したい

私の耳がぎゅうぎゅう詰めになるほど
たくさんの声を繋いでみたのなら

うたう缶詰めは 世界中を笑わせるのです


自由詩 うた缶 Copyright 窓枠 2010-02-06 00:00:14
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七行詩