Renaissance
月乃助


かなわないなんていっても
あきらめない
いまを乗り越えるんじゃないんだ
自分でも知らなかったつぎの覚醒
だめだって言ったって 僕は夢中だから
きみのすぐ横にいるならできそうで
いままでの中途半端な気持ちを、
昔の想いなんて、放っておけばいいんだから
勇気って、大それたものなんか必要ない
それは壊れた巨きなテレビのように 部屋のなかで
場所ばかりをとったりするだけ
まじテンションあげよう
復活したいのなら 思い出すだけ
あの頃のことを、好きだったと胸をたかならせた 
まっすぐな、教室の光りがあふれる
きみの長い髪と赤い携帯
忘れてなんかいないよ どんなに時がたっても
手を握った、夢だと想っていたのに
きみへの梯子に足をかけて
またそれに上り始める
痛みがあったって気にしない
脱ぎ捨てるのでも、あらたに身にまとうのでも
きみへの言葉の意味を追いかけるのでもない
違った流れ込む光りのその先の 小さな明かりを
巨大なレンズで拡大してみる
光りを集め始めるそこから、次の言葉が生まれるてくるはず
怠惰と、繰り返しにいい加減にあきあきしているなら
ほんの少しのいきおいで きみを求めても良いよね
あの頃の僕にもどって
一緒に歩いて行ってくれますか
愛しいのなら続けても 
遊びなんかじゃないんだから だったら
合図をしてくれないかな
気づいているよって、






自由詩 Renaissance Copyright 月乃助 2010-01-15 06:28:20
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