巨大迷路か?
夏川ゆう

広大な地下街歩き出られない昔流行った巨大迷路か?

三日前の君との出逢い必然で遠い前世でも恋人同士

守りたい守り切りたい君が逝く冷たい雪が降る真夜中に

紫陽花を植えた所で変わる色変身好きな色の魔術師

乗り込んだバスから見える風景に人見知りする月は隠れる

雲のない冬の日の午後涙する重ねた想い空っぽになる

廃校の広場に集う老人は子供の顔でゲートボールする

街並みの中に隠れた光るもの魅力あるもの探す楽しさ


短歌 巨大迷路か? Copyright 夏川ゆう 2010-01-13 17:59:31
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