ホイッスル
バンブーブンバ
そう、たしかに響いた
ゲームは
終了したのに
見わたせば
無人のワンマン車両
すると
窓越しにトンビ
秋涼よろしく
楕円をひとつふたつ
そうか、君だったのか
小さな本が横滑る
見なれたコーヒカップ
頬に見積書の烙印
天高く
ヤカンが吹いてる
自由詩
ホイッスル
Copyright
バンブーブンバ
2004-09-22 21:40:44