みんなごめんよ
吉岡ペペロ

冬の風ふく日だまりは
とおい微熱の少年時代
汚れの意を知りもせず
光は淋しい洞窟だった

ああ、12年年3万人の自殺者が
記憶のように消えていったのです
それを恥じずにいられましょうか

冬の風ふく日だまりは
とおい微熱の少年時代
汚れの意を知りもせず
光は淋しい洞窟だった


自由詩 みんなごめんよ Copyright 吉岡ペペロ 2009-12-26 00:03:48
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