鏡
まこ
ねえ、キミが自分に見えて仕方ない時があったんだ
似すぎていたと思わないかな
今日だって一人で買い物していたけど
キミが好きな飲み物を見かけただけなのに
酷い事をしたよ 僕は酷いことをした
キミが傷つくことを恐れていたんだ
いろんな恐れが増して僕は刺してしまった
触れてはいけない膜を 思い切り蹴り破った
距離を置くより、時間を於くより、何よりも
全ては僕の未熟さのせいなんだ
僕が成長しなければいけないんだよ
僕はバカだった 変わるのには時間を要するんだ
時がたてば僕はキミのもとへ戻りたいんだ
許してくれないかもしれないけど
キミといたいことは確かだ
けれどキミと今は居ちゃいけない
キミを傷つけたくない感情よりも、
傷つけてしまうへの恐ろしさが強い
ごめんなさい
ありがとう
僕は今、泣いています