憧憬

フェンスの向こうで笑ってる

あの人が好きだった


とても高い所でも見てるような

目をして笑ってたんだ


だから


綺麗な帽子が風に飛ばされないように

祈ってた





いつかの日の事を思い出す


柔らかくて少し暖かい夜








自由詩 憧憬 Copyright  2009-12-14 22:17:54
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