冬以外
れつら
確かにchiにあしをつけずにきたのに
髪の毛をkaくのに取り掛かった途端に彼女nanoだった
(ローマ字部分はダブルミーニングであって音声上の問題
ローマ人がローマ字を使わな「かった」ように/使わな「い」(?)ように
(想像上のいきものは生きる
斜め上などではない
想像下を生きる))
開ききると窓にせよ釦にせよ風で冬だった
凪いで凪いで凪いで凪いでけれどもそこから先は冬
だから僕が冬以外
着替のないクローゼットも
(ないということでは冬だしー
(ていうかいつのまにかCD終わった
(いいや終わったのは時間
(終わったというのに再生する音楽
ほだしてゆくな、情よ。今日という日に対してあまりにも保存性が
高すぎるではないか?いくら朽ちるとはいうものの何万回も流れる
ポリカーボネイト、あるいはもっとデジタれ。デジタっていけよ。
気持ち乗せるな、寿司ネタのように甘く解けるな。冬のばあい、
煮凍ってしまう肉汁のように数日もほっとかれたならば。
それも冬の一分とkasukanikasuかすかに、かす、粕、蟹、食べたい。
甘い海の殻、皮、削ぎ、、割り。
とりま、
冷蔵庫はまだ冷たいし
なんでかっていうと冬以外
中身なんて全部持たんけど考えるからいちおう(ぶーん云うてる
え、ぜんぶ、ぜんぶ持たんよそんなもん
持つわけない