家忘れ
雨流れ。

かえってはいけないのだと

そう、気付きました

かわってゆくのだと

そう、気付きました

母をなくした子どものように

一度だけ泣いて彼は

振り返らずに去ってゆきました


自由詩 家忘れ Copyright 雨流れ。 2009-12-05 17:30:59
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