東洋のアルケミストの構想ノートから読み取れたもの(順不同)
robart
大統領は
ホットミルクを飲み干すと
彗星と流れ星を乗り継いで行った
酒屋で星と殴り合ったあと
ニューヨークの熱帯夜にうんざりして
男は摩天楼から雪を降らせた
カラカラカラと男は笑った
実は男も星だったのではないかと僕はにらんでいる
カルシュームと金平糖を練り合わせ、
フラスコに入れて溶かしたところ、
星の種ができた
ファンタシウム【固有名詞】「こいつをつくれるムーンシャイナーはあいつしかいねえよ」(盲目の博士の言葉)
宇宙は円錐形だい、と右の男が言うと
月は三角だい、と左の男が言う
どっちもおかしい、とは誰も言わなかった
博士は今でも生きている!
そんな馬鹿な
ーートイレの隅から聞こえた会話
月夜の夜は猫に注意
人形に注意
天使に注意
禁煙
ーーレッドコメットシティ中央ハイウェイの但し書き
「どうして街は点滅するの?」「もうすぐ終わりが近いから」
A:あの爆発について、政府の見解を教えてください
B:テロですか?事故ですか?射手座の会の仕業ですか?
政府の人:射手座の会です。今日は一段と星が奇麗なはずです。それでは、みなさん、ごきげんよう
かろうじて読み取れたのはこれだけ。
inspired by Tarupho Inagaqui
自由詩
東洋のアルケミストの構想ノートから読み取れたもの(順不同)
Copyright
robart
2009-12-03 01:50:51