温泉
夏川ゆう

温泉に浸かり身体を温める抱き合うような愛を感じる

夜明け待つ富士山頂で待つ僕ら朝日に映る君は女神だ

不自由も辛さも生きる証でも耐える身体に限界は来る

山崩し新たに団地作られる環境破壊止める気がない

真夜中を泳ぐつもりで自転車を漕げば魚になれる気がする

真夏日に干されたシャツは透き通る未来が見える小さな画面


短歌 温泉 Copyright 夏川ゆう 2009-11-29 13:28:32
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