モナカ
番田 


空は何も知らない
僕に砂漠はオレンジ 
オレンジとしての林檎の 曲に 
太陽としての aikoを聴いていた
aikoとしての休みの
日を 曲に耳にしていた 

憂鬱な囚人としての休みの日に 顔や
胸は 休みの最中ではないようだ
(モナカでもいい僕)
確かだ 全ての浮浪者が哀れさだから
味の雪見だいふくは  
とてつもなく人々を 知っている



自由詩 モナカ Copyright 番田  2009-11-29 01:22:21
notebook Home