僕はあした37歳になる
紅林
悪縁を捨てたく風呂で体じゅうこすりまくって血だらけになる
鏡に映る顔は父の同じ年より白髪としわが多くて
来るはずのない幸せを次の年こそはと祈り
迎える零時
幸せという言葉のカタチをまだ知らぬまままた年を重ねる
歳重ね残り時間が減るほどに思いをはせる夢の行く末
短歌
僕はあした37歳になる
Copyright
紅林
2009-11-22 21:57:53