ブーツにぶつぶつ
ルナ
街を歩くキレイなお姉さんは
秋晴れの空の下
ふかふかのブーツを履いていた
ブーツの上は素足で
短いパンツでお尻だけ
包んでるんだ
変なの
そう言う私に
キレイなお姉さんは
ふふっ
と笑って
こう言うの
おしゃれはね
ひとつのやせ我慢と
ひとつの勇気で
誰かさんのために
作るのよ
別れ際
不思議そうに眺める私の瞼を
人差し指で
つっと撫でて
微笑みながら一言
あなたも
シャドウ一本引く時が来れば
分かるわよ
自由詩
ブーツにぶつぶつ
Copyright
ルナ
2009-11-22 18:15:05