calm
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太陽が沈んでいく浜辺に座り込んで
もうすぐ暗闇に包まれてしまう世界を眺めていた
寄せては返す海の音は昨日と変わらずに
潮騒は今日の日を運んでいく 優しく穏やかに
水平線の向こう側へ耳を傾けると
波風が色んな音を運んでくるようだ
赤ん坊の泣き声と子ども達の笑い声
そしてそれらすべてを奪い去る怒りの銃声
遠くに見えている世界だって繋がっているんだよな
何もせずに終わるなんてどうにかなりそうだ
あと少しだけ世界が安らぎに包まれるように
余計なものなんて何一つ無いから
祈りを形に 願いを歌に 悲しみを優しさに
響かせよう 明日は今日よりも笑っていられるように
肌の色 話す言葉 信じるものが違うから
僕等同じ人間だって思えないのかな
だけどもしもあの国に僕が生まれていたなら
きっと同じように感じているはずなんだよ
愛が少しだけ足りない時代でも
励ましあって補い合うことで隙間を埋められる
過ちを繰り返すことでしか生きられないとしたら
受け止めよう何度でも 悪いのは人じゃない
あと少しだけ世界の悲しみが報われるように
いらない人なんて誰もいないから
祈りを形に 願いを歌に 悲しみを優しさに
響かせよう 何度でも いつまでも
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