黄色い奥のテントから
番田 

外に歩かされていく
誰もいない日を
見えなくなりそうだ この中を 暗闇の
僕は流れていく

黒い中の暗がりを 見えなくなっても
そうすることがすべてだろうから 
この張っていくテントが 夜を
そうして明けるのを待つ

海は 僕の音を鳴る
どうすりゃいいんだろうって聞きながら
歩き回る日を いくのだろう  


自由詩 黄色い奥のテントから Copyright 番田  2009-10-22 23:57:49
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