黒い空だけが
、羽をひろげられる
あかしだと想ってた

すすけた煉瓦の路地裏
１２の時に踊りを　ならった　◆―◆―◇
誰もがあきれて　笑っていた
黒煙のあがる炭鉱の街で、

他の子達がボクシングに興じ
フットボールをしようとも、
かくれるように　女の子達にまじり
バレエをした 【un, deux, trois】

Why don’t you follow that bird?
That’s not out of your reach.
It might be the answer for it.

卑語がとびかう　【fucking asshole】
ストライキの喧騒の
つぶれそうな 街
鉱夫たちが男らしさを　きそいあい
こぶしをつきだす

黒い空に
白鳥が孤を描く
羽を広げて舞い上がれ
宙を翔けられるはず
すべてをわすれて
なにかのためでなく

Let them know
We are here for it.
No compromise, no mercy, no regret.

誰もが信じなかった
それで、この街をでられるなんて、
ピアノの音に　ひとつになりながら、
明日のバーに足を掛けた午后、
夢だとおもっていたのに
抜け出したんだ

You are A good dancer.
You know that.

それでも、
なんど舞台にたとうと、
拍手をうけようと、【applauds】

あの日、
父さんの寂しい顔を
あとにしながら
バスに乗った日は、けして
わすれない　

Don’t come back here,
Until you be the great dancer,
You understand?

それは、
夢のこちらがわにあった
棄てようとして　でも
できなかったもの いつまでも
心にささったまま、