チョコレートだったよ
ジャイコ

捲っていた世界は
去年描いたスケジュール
それに気付かずに
新しい世界をさがしていた

君を絞ったら
苦い味がしたので
わたしはすぐに舌を離したのだけれど
もうその時には既に
夜空の音が耳元まで迫っていて
月なんてもうケーキと変わらないんだから

君の埋めた世界は
銀河の中にありましたか
君の眠る雲は
海の中にあるのでしょうか

あまくてにがい
真実の感想


自由詩 チョコレートだったよ Copyright ジャイコ 2009-10-07 23:37:13
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