日々の失業よ
番田 

酒を飲みながらの絵も
失業生活も削っていた 終わり 鳴く
ぼんやりと捨てたコオロギの鈴虫で 見えない裏窓も
声を聞いていた いるようだ

音楽業界はすり抜け 駄目だろうからと
当たり 畜産業者を歩いたのだ
駄目だから海を
僕はもう 砂浜へ向かって 

野良犬が 営業車を 何台も
走っていて いくつかと 自動車業界が白骨化した
埋まった俺も
中には出られなくなって 営業マンの死ぬときは

この海と、ここだと潮風を カタログには
考えたパンフレットだ 
かぐとまた そうやって歩き出す
良く来たものだ


自由詩 日々の失業よ Copyright 番田  2009-09-15 00:10:12
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