君は悪魔の様
ゆりあ

わかってるよ
君たちにとって私がどれだけ取るに足らない存在かは
その存在すら危ういことも
君がどれだけある人間の女の子をすきかとかも
十分お喋りしてくれたし
私を傷つけるのが目的かと思うくらいよシスター
誰かの需要に応えたいとも思うけど
馬鹿馬鹿しいとも思う

先生私どうしたら

「先生私ナイフ持ってます」
「先生がこれ以上石川サンをかばうなら、私先生を殺します」



私知ってるの
君が社会のゴミ屑だってこと
でも私だって同じ
だから言えなかった
君がずっと部屋で泣いてるのも本当はアホらしいって思ってた
君のこと許したんじゃなくて見下ろしてた
君が言うこと全部信じたかった
全部を好きになりたかった
でも私にも言わせて
君は
君は私にとって悪魔だよ

でもいいんだ
私だって猫かぶってるだけだし
弱い立場のふりしてた方が後々得だから



自由詩 君は悪魔の様 Copyright ゆりあ 2009-09-08 03:55:08
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