13歳まどろみへ
snowworks

 13歳冬休み
 石油ストーブの温もりで
 まどろんでいた
 こらから何が始まる?
 
 いつから始まったんだろう
 気付けば恋や仕事にのめりこみ
 
 混線した人・世の弦に
張りつめた弓をあて
  
 自ら意思決定しているようで
 街の伴奏者なら?
 自分が何かといえば
 ヴァイオリンを共振させる筋力なんだと
 
 それでも
 この主旋律
 終わらせるには
 タクトが必要で
 
 13歳冬休み
 あの日僕の共振が始まり
 いま
 折り返す
 あの日のまどろみへ


自由詩 13歳まどろみへ Copyright snowworks 2009-09-07 04:25:04
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