明日へつづく
蝶澤

淋しくなる
楽しくなる
面倒になる
病み付きになる

誰かが笑って、誰かが泣く
色が溢れ、言葉が溢れ

物が余る


小さな出来事は忘れていった
何度も塗り重ねる油絵みたいに
消えてはいない

単色な友人と途絶えていく
ビンに入った虹色の飴に手を伸ばす
なんとなく



混ざってにじみ続く空
走る人は風の中
やさしい自然に飽きる事はない




傷ついていった
馴染んでいった
誰かが死んで、誰かが生まれ
今 生きてる


雨で潤って
太陽で温まって
雲で空想して
月で唄う

数え切れぬ星が流れて
・・・明日を探す


自由詩 明日へつづく Copyright 蝶澤 2009-09-06 17:15:43
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