愛しているわ
ミツバチ
貴方の居ない夜は寂しい
ベランダで
夜風に吹かれて
お酒を飲んでも
貴方が隣に居なければ
どこか味気ない
初めから分かってた
叶わない恋だと
いくら私と
シーツの波を作っても
貴方には帰る場所がある
馬鹿な女ね
本気かどうか分からないのに
貴方の優しい言葉で
嵌まってしまって
本当に馬鹿な女
貴方の心に響く事は無いのに
愛しているわと
絶えず叫んで
でも
この関係を
いつまでも続けていられない
苦しくてどうにかなりそう
だから貴方に何も言わないで
さようなら
会えばきっと
思いとどまってしまう
だれよりも好きよ
ずっと愛しているわ
さようなら
どこかで
わたしの声が聞こえたら
貴方は泣いてくれるかしら