YuLia



雨が水面を叩きつけて
ボクの心を揺さぶる

間違った方向に
進んでない?


とんでもなくデカイ
後悔の念が
奥の方でくすぶってる

...気がする



あぁ、そんな哀しい
笑顔を作らせてまで

一体ボクは何を
したかったんだろう


ボクの好みの長さに
ボクの好みの色に

整えられた髪の毛


その一本一本まで
愛していたのに


二重のつぶらな瞳が
前髪からのぞいて見えるたび

ボクは背筋に電流を走らせ
抱き締めたい衝動に駆られる


あぁ...ボクはただ
愛していたかっただけなのに






自由詩Copyright YuLia 2009-07-25 00:09:14
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