終わることのない舞踏
白糸雅樹
終わることのない歌がある
地虫のように地を這うつぶやき
泥の纏のようなボレロ
リズムを踏んで女たちは集い
韻を踏んで男たちは散る
引き裂かれた舞踏の群は紙人形にも似て
伽藍にて響きだけをいつまでも増幅し続ける
2009.7.9
奇数行:しろう 偶数行:白糸雅樹
自由詩
終わることのない舞踏
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白糸雅樹
2009-07-09 23:07:38
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七行詩