詩檻
愛心
言葉の羅列に侵されてく
そんな瞬間の私
怯えるように痛みの先を舐めて
舌の先に灯った芳香に焦がれた
貴方の瞳が夜明け色なら
私の瞳は最果てを映してた
言わないで口を紡いでて
綺麗だなんて反吐が出るような
そんなお世辞なら要らない
私のことは闇に溶け込んだ
そんな幻だと思ってくれてかまわない
揶揄して笑ってあげようか?
『偶像を追い駆けるなんて
そんな幻想曲が君の好みだったっけ』
そんなに欲しいなら・・・ねえ
夢の中でも現でも
艶っぽい姿態をそこに眠らせて
壊れるその刹那に忘れられない
思いは指先を這い回る
キモチイイ?感触に落ち込んでしまえば
貴方には優しい歌を見せてあげる
夜明けの寸前 暁の宴
夢から覚める朝焼けの独白
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創書日和、過去。