こもん




目が覆われて、きみと
わたしは
また他人同士になる

異質な
夜が、きみを
運んでいく

誰のためでも
なく、死にたい

夜をめざす、すべては
わたしが
考えていたのとは別の
仕方で、きみの口に
詰め込まれる、異質なものに
委ねられて、神と
死にたいの
夜をめざす、えぐられて、

きみが
運ばれていく、のを
見ている、きみの
目は
えぐられて













自由詩 Copyright こもん 2009-05-20 23:40:38
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