よがあけたら
唐草フウ

みずいろの包み紙
ていっぱいに覆う
ふってくるのは、空
太陽は光線ビームだ
こどもらは眠かろうと
眠くなかろうと
ひもでくくられてるから
寺子屋みたいなところに、ひきこまれていく
で、これが

ゆうがたになると
クタビレ、スーツ、Yシャツの
はらぺこたちが
タイシャー!といって
ぞろぞろ歩いている


夜はみんな
ねんね、ねんね、ねんね
おとなをのぞけば
こどもだって寝られなければ
ぐずっちゃうよね
それは不安定な
振り子のように
だからつきがやさしい。


よがあけたら
つぎのよまで
快走バスが走るよ
循環しつづけるよ

とまらないように
できているから
しょうがないかー
きょうは何が見つかるだろう






自由詩 よがあけたら Copyright 唐草フウ 2009-05-14 07:28:12
notebook Home 戻る