雪に隠れて、僕と、出会ったはずの君
酸素の枷

白い世界に音は無し
吐息を細く長く
準備を整える動作は慎重にして
命をかける心構えは無かった
そこまで考える奴はいるんだろうか?

でも

いるんだな 
ごく僅かでも
頭の良い奴が生き残る

白に半分覆われ 身動きもできない
気がつけば一人
いつだって一人
たまに一人っていう事は無い
いつだって一人
気がつけば一人

素敵な人一人
たった一人
見つけてみたかった
0−11−0

繋がっていれれば
生きる気力が世界も変えた
身体は冷えても心は温かく死ねたのに


自由詩 雪に隠れて、僕と、出会ったはずの君 Copyright 酸素の枷 2009-04-25 22:26:51
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