「 ぴったりじゃない。 」
PULL.
マッチを擦るようにシュッとネクタイ外しひと夜の夢を見るあなた。
眠れない夜のからだを冷やすあなたのつめたいことばが欲しくて。
いたずらな指先でディナーの前のおやつを摘みスイーツタイム。
こんななまなましい感情は皮に詰め茹でてしまいたい今夜。
ソーセージとしてのあなたは太すぎず大きすぎずただの肉棒。
くらい部屋あたしはひとり蛍になるひかるバイブおまんこ刺して。
お腹の中でくぐもるバイブの音こっちのおまんこはあまいのに。
ぴったりじゃないすこし靴擦れするぐらいのおちんちんがいいのにね。
キスマークのついた喉仏へこんでしまうぐらい絞めたくてKILL...
鏡に映るおしりの歯形の数かぞえ愛の深さと数合わせ。
了。