ディープリヴァー
吉岡ペペロ

深い河ほど静かに流れる

誰かこのざわめき消してくれないか

神さましか知らない孤独

そんなもの誰の支えになるというの

オレはろくでなしだから

大義名分もなくじぶん殺している


誰もが帰る場所があるのに帰らない

社会だとか自然だとか気持ちだとか

春の夜にふしだらな溜息吐いていた


深い河ほど静かに流れる

誰かこのざわめき消してくれないか

神さましか知らない孤独

そんなもの誰の支えになるというの

オレはろくでなしだから

大義名分もなくじぶん殺している


自由詩 ディープリヴァー Copyright 吉岡ペペロ 2009-04-08 21:12:31
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