無題
ミゼット

頬に

鮮やかな熱が降って

風が吹いたんです

じゅう、



私の細胞のいくらかが

死んでゆく

(だいじょうぶ、早まっただけ)

(一ヶ月もすれば全て新しい私)



生まれ変わることに夢中です

風が吹いたんです

殻の中のスープが

冷えて固まるところ

血を流して

また

起き上がる


自由詩 無題 Copyright ミゼット 2009-02-22 17:03:11
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