記憶とエンドルフィン
カナシミルク

もうとっくにうしなわれた 私の
行間を返してください

目ト目ト、があって
えんどるふぃんがでた 私の
瞬間を返してください

たえることなく ながれてゆく
ながれ、それ自体
私の この身体を交換してください

顔にはりついた ことば
べり とはがして
むきだした 私 の住むところはどこ

交わって から まりあって
とろけ だそうとするの 私だけ
私 だけ

なまえ をつけてください
もう二度と帰ってこない 私 なまえ
大事にしてください すぐに 捨ててください

あなたの得意な方法で
私 を描いたら さようなら

私を思い出してください


自由詩 記憶とエンドルフィン Copyright カナシミルク 2009-02-19 05:53:15
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