よくわかんね。ねむい。
水町綜助

あらためて

そんなものどうでもいいって
おもいながらも
あえて思うのは

恋愛、のぐあい

恋愛ってそんなことば
はずかしくて
なんともはや
いいづらいけど
いまだ夢見ている

あの
吹き飛ぶ風に
翻弄される
紙切れのような
あの
寄る辺ない
幸せ

かたちをつかめない
たしかな
おもい

なぜきみをしりたがるのか

きみは
ほんとうに
くそったれやろうで
おんなのくせに
ありえねえ
力強い
僕を捨て去る
いきかたをした

わすれない
さまざまな情景
くやしいのか
きみは僕をにらみつけ
しねとつぶやいた
そのちいさな二文字は
僕の二の腕あたりにしみをつくって
いや焼き印のように
さまざまな夢を
現実の世界で僕にみさせる

君の肌のにおい
うそだ
もうおぼえてねえ
スリップする
くるまの車輪
ふかく
ふかくえぐる
なにかしらを食卓に置く所作
もう冷えきって湯気を立てている

眠たくなってしまった
もう寝るわ


自由詩 よくわかんね。ねむい。 Copyright 水町綜助 2009-01-31 00:16:04
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